SUSTAINABILITY

私たちイーオクトが考える「サスティナビリティ」とは、難しいことではなく、
誰もがただほんの少し、日々の暮らしを、消費行動を見直して、行動を変えること、進化すること。

北欧パートナー企業訪問記
2020.07.31

北欧パートナー企業訪問記 その9(KLIPPAN_5)

こんにちは。イーオクトの仕入担当、木田です。
さて、北欧パートナー訪問記、木田編の連載第2回目です。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。

デンマークのDYKON社訪問と工場視察を終えた私たちを、
Kennethさんがマルメのホテルまで送ってくれました。
こんなに、国と国との間を車で行き来するなんて、
日本人にとっては不思議な感覚。

それにしても、ヨーロッパって、みんな運転のスピードの速いこと。
270kmの距離もなんのその。
イーオクト3人、国境をまたいで、ぐんぐん進んでいきます!

さて、Kennethさんのおかげでマルメに到着。
ホテルに荷物を置いたら、もう待ちきれません。
はやる気持ちを抑えながら、3人でマルメの町へ繰り出しました。
マルメはスウェーデンで3番目に人口が多い都市。
でも東京の都心に比べると小さく、こじんまりしている感じ。
でもうつくしい町。
新しいものと古いものが融合しています。

中央駅

スクエアには石畳に自転車もたくさんあります。
マルメはサスティナブルでエコな町でもあります。

教会です。神聖な場所って美しいですね。
そして、心が洗われる気がします。

銅像と一緒にポーズ!はしゃぐ私たちです。

そんなマルメの町でさっそく素敵なことが起こりました。
町を歩いていると、とってもかわいいお花屋さんを見つけました。
素敵なお花がいっぱいあります。
今晩KLIPPAN会長のGostaさんのお宅にもっていくためのお花を買って、
お店を出ようとしたその時・・・・
急に土砂降りの雨が!

どしゃぶりの雨に困り果て、空をただただ見上げる私たち。
そんな私たちに、やさしいお花屋さんのお姉さんはなんと売り物の
傘を快く差し出してくれたんです。
どうみても外国人。どう見ても旅行者。
貸した傘が返ってくるかどうかもわからないのに・・。

近くのホテルに泊まってるから、後で返しにきます、というと、
「そのホテル、時々お花を納めているからフロントに預けて
くれれば大丈夫よ。にこっ」っと。天使です。

ほんと、旅行先の親切って心に沁みますよね。
いただいた親切は、いつか東京で外国人にお返しします!
とお花屋さんの天使に誓った私でした。

とってもやさしいお花屋さん 
Blomster Pigan
http://www.blomsterpigan.se/

そんなこんなで、雨の中、散策を終え、ついに夜を迎えます。
今日は、待ちに待った特別な夜。
というのも、KLIPPANの会長、Gostaさんのご自宅にディナーに
招待いただいてるんです!

ホテルのロビーでGostaさんとはじめましてのご挨拶。
にこにこにこにこ。やさしい笑顔があふれだすGostaさんです。

Gosta会長ご夫妻は、マルメの中心から徒歩圏内の海の近くの
美しいフラットに住んでいます。

太陽の光がはいるガラス張りのコンサーバトリーがあり、そこで
海をみながらお食事や晩酌ができる、夢のような立地です。

窓からの景色がどの角度からも美しく、
家の中にはKLIPPANやBengt & Lottaの素敵な製品が
センス良く置かれていました。

ブランケット、スロー、キャンドルスタンドなど、
日本ではおしゃれなインテリアアイテムですが、
北欧では本当に、当たり前のように生活に根付いている、
必須アイテムなんだなぁ、と感じます。

キャンドルが至るところに。食卓の真ん中の炎は美しく揺らぎ会話も弾みます。

今日はGostaさんの長男のPetterさんがジョインしてくれました。
実はPetterさん、GostaさんからKLIPPAN社を継がれた
KLIPPAN社の現社長さんです。

Petterさんのフィヨルドへ行った話やGosta夫妻の出会いの
お話など話題は尽きず、楽しい時間に、おいしいお料理、
そして一家のおもてなしに、心もおなかも満たされた3人でした。

KLIPPANのコピーは
「しあわせを紡ぐKLIPPAN ~Weaving art and happiness 」
KLIPPANフォミリ―はまさにそれを体現する、しあわせを紡ぐ場所でした。

仲良しであたたかくて。
お互いを尊敬しあっているのがひしひしと感じられます。
こんな素敵な家族から生まれたKLIPPAN。
やっぱり大好きです。

イーオクトメンバーは、KLIPPAN社のこと、KLIPPAN製品のこと、
KLIPPANファミリーのこと、知れば知るほど、
どんどんどんどん好きになっていきます。

楽しい時間の余韻を楽しみながら、
感謝としあわせな気持ちいっぱいで帰路についた私たちでした。
海外出張で一番の喜びってこういうことかもしれませんね。

次回はKLIPPAN本社訪問です。

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