代表メッセージ

代表取締役 髙橋 百合子

仕組みそのものが環境に配慮された
サスティナブルな社会

私たちイーオクトの使命は、みなさまの日々の暮らしを「もっと自然に もっと快適に もっとたのしく」すること。小さなよろこびや感動がある日常の暮らしはすてきです。そんな暮らしを実現する商品だけをたくさんお届けしたいと思っています。

「グリーン・デザイン・ファンクション」
私たちの商品のキーワードです。

使っているだけでほほえみがこぼれるようなモノ、100年後に誇れるモノ、100年後のよりよき進化の道につながる思いから出てきたモノたちをお届けするため社員一同、気持も新たにワクワクするサスティナブル社会の実現に向けて、一歩一歩、着実に進んでいきます。

イーオクト株式会社
代表取締役 髙橋 百合子

 

100年後のみなさんへ

100年後、2121年に生きているみなさん お元気でしょうか。

現在、2021年。

2030年をゴールにして、全世界、私たち人類は17の分野にわたって、地球上の生きとし生けるものみなが
しあわせに生きるためのSDGsに向かい、一生懸命考え、考動しています。

企業もメディアもSDGs、サステナブルという言葉で、私たちが生きる地球上の課題について多くの発信をしています。

振り返って100年前、1921年。渋沢栄一は71歳、年平均気温は現在のそれより1.6℃低いです。
100万人以上の都市はその差2℃。

実は、1980年前までは気温上昇は緩やかでした。この40年にヒートアイランド現象という言葉であらわされるように、
気温が上昇しているのです。
そしてその気温上昇が、私たちの土台である地球に、生存を脅かす大きな悪影響を与えているのです。

 

では、100年後はいったいこの気温上昇は抑えられているのでしょうか。

それとも、さらにひどい状態になっているでしょうか。

かけがえのない私たちの生きる土台である地球、100年後そしてまたその後の100年後にも、
水も緑も豊かな地球環境を保っているでしょうか。

ボルネオや南米の熱帯林は、2021年よりCO2を吸収するための面積を広げているでしょうか。
パーム油生産のための森林伐採は減っているでしょうか。
シングルユースのプラスチックはなくなっているでしょうか。
海洋プラスチックは減っているでしょうか。

海面上昇は止まっているでしょうか。

そして、あなたの家庭では、生分解する洗剤を使っているでしょうか。
石油由来の日用品は減っているでしょうか。

地球の温暖化をもたらす原因, 森の消失、逆に日本では、森林の荒廃が進み、適切な伐採が行われないままに
、面積を広げ、適切な木材使用ができていません。
海洋汚染も深刻です。

生活を便利にしてくれると喜んでその普及に手を貸してきた私たちは、シングルユースプラスチックが地球を
よごしているとも思わずに、便利さを享受してきました。

 

私は考えます。

地球は私たちの安全を守ってくれている土台、その土台は、今を生きる私たちが
次世代によりよくして手渡していかねばならないと。

今生きる私たちは、今の時代を、社会を、地球環境を、一ミリでもよりよくするために生かされているのだと。

人類以外の生きとし生けるものは、地球環境にマイナスなことは一切していません。
人類だけが、利己的にも自分たちのエゴを満足させるために、あらゆる角度から、地球を汚染しているのです。

 

では、私たちに何ができるのか?

地球温暖化を私たちの力でSTOPできるのでしょうか?
環境汚染をSTOPすることができるのでしょうか?

こんなに大きな地球全体の問題を解決する手立てがあるのでしょうか?

私たちは考えました。

この問題をつくったのは、私たち自身。
ひとりひとりの意識、無関心、暮らし方、ライフスタイル・・・すべてが経済も生産も政治も動かしている。

誰かではなく、自分たち。他でもない私たち自身が、地球を壊し続けている。

だとすれば、私たち自身が立ち上がることが、私たちの今を生きる責任。

 

「ひとりひとりの暮らしから、快適なサステナブル社会をつくる」

私たち、イーオクトのミッションです。

私たちひとりひとりの存在理由でもあります。

地球を救うための方法、アプローチはあらゆる角度から進めていかねばなりません。
私たちは、国内5400万世帯の暮らしを「もっと自然に もっとたのしく もっと快適に」をスローガンにして活動を行っています。

日々の暮らしの中で、ほんの少し道具を変えるだけで、見直すだけで、何かが変わる。
地球が変わる。

 

 202110月、

温暖化STOPのために、森林破壊が止まらないボルネオ熱帯林の保全と再生をめざし、weMORIと共に活動をスタートしました。

北欧の森から生まれたふきん、スポンジワイプを使っていただくことで、南の熱帯林の保全と再生につなげようというものです。

道は長くて遠くて果てしないように見えても、まず一歩を踏み出します。

ボルネオの原生林は、古代からCO2を貯蔵し、その吸収量は国内森林の2倍程度と言われています。

 

地球、自然にはそもそも国境などはありません。

海も空気も風も太陽も、そして私たちのこころも、みんなつながっているのです。

100年後の地球が、みなさんの暮らしが、私たちの活動で少しでもよりよく変わっていたら、がんばってくれてありがとうと言われたら、
ほんとうにほんとうにうれしいです。

私は100年後、天国から笑顔で地球を見守っていられるでしょうか。

 

私たちのバトンが100年後のみなさんに手わたされていますように。

 

高橋Suzuki百合子