SUSTAINABILITY

私たちイーオクトが考える「サスティナビリティ」とは、難しいことではなく、
誰もがただほんの少し、日々の暮らしを、消費行動を見直して、行動を変えること、進化すること。

北欧パートナー企業訪問記
2020.07.31

北欧パートナー企業訪問記 その19( Sustainable_1)

こんにちは。
イーオクトの仕入担当、木田です。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。

今回は「北欧で見つけたサスティナブルポイント」の巻です。 

1. 緑が多い! 
出張に来てこんなに緑に触れるとは、というくらいデンマーク、スウェーデン、ラトビアどこでも、公園やドライブ中の車窓から、緑を楽しむことができました。

北欧の方たちは、夏はキャンプへ、サマーハウスへ、と緑の中で過ごし、秋はベリーやきのこ狩りなど、森の中で森の恵みを楽しみます。緑はなくてはならないもの。緑と北欧の人たちの生活は切っても切れないものだと実感しました。

私も時々、山登りなどで大自然の中に行くようになってはじめて、この自然を守りたい。と、自分ごととして捉えるようになれたような気がします。

常に自然を享受し、自然と当たり前にように共存している北欧の人達ならなおさら。だからこそ、エコな取り組みや製品が自然と暮らしに根付いていくのでしょうね。ひいてはそれがサスティナブルな社会へと繋がる。素晴らしいループです。

2. セルロース素材のワイプ普及率の高さ!
KLIPPAN社のGostaのお宅でも、Bengt&Lottaのお宅でも、みんなキッチンの必需品として使っているのはセルロース素材のスポンジワイプ。


これ、セルロースが主原料のとってもサスティナブルな製品なんですよ。
セルロースとは木の端材からとりだした繊維素。
使い終われば100%生分解する天然素材で、地球に還ります。
1kgの綿を栽培するには、20トンの水が必要ですが、セルロースは自然に成長し、採取できるサスティナブルな素材なんです。

いろんな使い方ができて、一度使ったらもう手放せないほど便利!
わたしも家族や友人によくプレゼントするのですが、必ずと言っていいほど、「またあれちょうだいよ!」と言われる逸品。

手前味噌ですが、弊社のワイプは世界のいろんなデザイナーさんと一緒に作ったとっても素敵なデザインのものばかり。
ぜひご覧ください↓
https://www.ecomfort.jp/SHOP/101458/101796/list.html

北欧の家庭では、どこでも当たり前に使われているモノですよ~

暮らしの必需品をサスティナブルな、未来につながるモノに変える。それだけで、地球環境と共存しながらくらしを快適に、豊かにすることができる。
これは弊社、イーオクトのミッション、「ひとりひとりの暮らしから、快適なサスティナブル社会をつくる」にも反映されています。

3. カン・ビンの回収でお金が戻る!
ここは、かわいい女の子のエコバッグで有名なデンマークのスーパーマーケットチェーン、 Irma(イヤマ)の入り口です。
Irma>https://irma.dk/

とこれは・・・??スーパーの入り口にこんな機械が。自動販売機?

人が並んでる・・・。

これ・・・なんだろう??
と、この方たち、おもむろに袋の中から出てきたビンをこの機械に投入していきます。
実はこれ、カンやビンの自動回収器なんです。
使用済みのカンやビンをここに戻すとお金が戻ってくるんです。これ、いろんなところで見かけました。リサイクルに貢献することができ、かつお金も戻ってくるなんて素晴らしいしくみですよね。さすが北欧です。
スウェーデンでは、家庭ごみのほぼ100%がリサイクルされているそうです。それどころか、ごみを輸入してエネルギーに変える取り組みまで行うリサイクル国家なんですよ!
また、スウェーデンにはリサイクル品やアップサイクル品を取り扱う店舗だけを集めた「ReTuna」というショッピングモールがあるそうです。
Retuna>https://www.retuna.se/

次回スウェーデンに行ったらぜひ行ってみたいです。 

4. 人もサスティナブルに!スタンディングワークの普及
北欧ではスタンディングワークが当たり前!ってご存知でしたか?

KLIPPANでは・・・
全員スタンディングデスクを取り入れているのはもちろんのこと、

姿勢良く座れる椅子や

音を遮断する壁。


これで集中力がアップするそうです。

そしてFIKAコーナー。おやつを食べてリフレッシュ。
コミュニケーションの場でもあります。

社長のPetterさんにお話を伺うと、従業員の健康に気を配り、働きやすい環境を整えるのは経営者として当たり前のことと。

実はイーオクトでも、既存のデスクに置いて使うことができるFreedeskという製品を取り扱っています。
スウェーデンから日本に初上陸した北欧デザインのおしゃれなスタンディングデスク。今あるデスクを廃棄することなく、サスティナブルな製品です。


https://www.ecomfort.jp/SHOP/168691/list.html

もちろん、取り扱っているだけではありません。全社員でFreedeskを使っています。ちょうど今、みんな1時間に1回は立って働こうよ!という全社チャレンジも実施中。

きっかけは、弊社の代表の髙橋が、座りすぎの害を知り、会社で導入するためにスタンディングデスクを探していたところ、タイミングよくスウェーデン大使館から紹介いただいた商品です。

イーオクトでは、社員が健康に、楽しく、働ける環境を作っています。私たちが扱うものは「サスティナブル」。社会が向かうべき方向も「サスティナブル」。でも、その前に、そこで働く社員がまず「サスティナブル」でなくてはいけないよね。
わたしたちの取引先のオフィスにはそんな経営者の考えが反映されていました。

もちろんデンマークでもスタンディングデスク。政府が企業に推奨しているんです。快適に働ける職場だからとにかくみんな笑顔、笑顔、笑顔です。

ミシン台も昇降可能!

デュベをたたむ作業台まで!

すべて使う人の身長に合わせて昇降できる電動式の机です。

5. サプライヤーの取り組み
KLIPPANではウールはエコウール、コットンはオーガニックコットン。
よく知られて素材へのこだわりはもちろんのこと、新しい取り組みとして、製品を入れるプラスチックの袋を生分解可能な新しい素材のプラスチックに変更しています。

KLIPPAN素材へのこだわりはこちら↓↓
https://www.ecomfort.jp/brand/klippan/LOOKBOOK/page/02.html

DYKON社ではアニマルウェルフェアに配慮して、生きた動物から刈り取るライブピッキングはしない。フォアグラなど食肉用の動物の副産物として得たダウンやフェザーを使用してデュベやピローを作っています。

北欧では、働く人も、作っているモノも、社会も、いろんな面でサスティナブル。さまざまな取り組みを目にして、多くの刺激を受けました。日本でも私たちが向かうべき方向は「サスティナブル」。
イーオクトは私たちのミッションに基づいて「ひとりひとりの暮らしから、快適なサスティナブル社会をつくる」ことができるよう、私たちの素晴らしいパートナーと一緒に一歩一歩、よりよい未来へと進めていきます。

北欧訪問記をお読みいただき、ありがとうございました。
ぜひ私たちのショップへ遊びに来てください。

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