SUSTAINABILITY

私たちイーオクトが考える「サスティナビリティ」とは、難しいことではなく、
誰もがただほんの少し、日々の暮らしを、消費行動を見直して、行動を変えること、進化すること。

北欧パートナー企業訪問記
2020.07.31

北欧パートナー企業訪問記 その7(KLIPPAN_3)

KLIPPANタウンの誇り、KLIPPAN本社<クリッパン>(加藤編)

こんにちは。営業の加藤です。
前回、KLIPPANを販売している店舗についてご紹介。
今回はスウェーデンの「KLIPPAN」という街にある、
KLIPPAN本社を訪れた時のことをご紹介します。

KLIPPAN社5代目社長のペッテルとマルメで落ち合い、車で北に小一時間のKLIPPANタウンにあるKLIPPAN本社にやって来た私たち。憧れの地に足を踏み入れたときの興奮を昨日のことのように思い出します。

約140年前にこの地で創業したKLIPPAN社、当時工場だった建物をそのまま残し、内装を変えて本社として使っています。工場だったというのに街のほぼど真ん中に在ることには驚きです。この地で長く街の人々に愛されてきたブランドというのもうなづけます。

壁の一部は当時のまま、レンガに歴史を感じます。代々の社長の写真が飾られ、創業家族はもちろん、社員全員が尊敬と敬意、感謝を表しているのが伝わってきました。私たちも思わず背筋を伸ばしてごあいさつです。

ここが工場だったころの写真のひとつひとつをペッテルが紹介してくれました。原毛から糸を紡ぐ紡績ビジネスからスタートしたKLIPPAN。その歴史が現在の糸巻きのロゴにそのまま残っています。



原毛から糸にする工程。こうして昔からずっと1本1本大切に、上質なウールを紡いで来たのかと思うと胸が熱くなります。


紡いだ糸を染色する工程。機械化される前は重労働だったと想像できます。


本社内にあるファクトリーアウトレットでは、今でも毛糸玉がたくさん販売されています。


KLIPPAN自慢の発色の良さ。今でもファンがたくさん買いに来てくれるそう。

今回はKLIPPAN本社の様子を写真でご覧いただきました。
次回はラトビア リガにある工場を訪れた時の様子をご紹介します。

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