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KLIPPAN Concept & History

糸を紡いで136年。スウェーデンの伝統とモダンデザインの融合

スウェーデンの伝統技術を使ったウールブランケットにモダンデザインを取り込むことで、ブランケットのさらなる魅力を引き出し、今や大人気ブランドとして国内外で知られているクリッパン。そのブランケットが生まれたのは、今から20年ほど前でした。

約50年前にはスウェーデンのどの家庭でも見られたブランケット、スローケット。しかしデンマークから羽毛布団が入ってくるとともに、少しずつ忘れられていきました。失われつつあるこの伝統を残したいと、デザイナー、ビルギッタ・ベングトソン・ビヨルクは、友人とふたり協力して立ち上がりました。

その当時のクリッパンは老舗の毛糸メーカーでした。1992年にビルギッタとクリッパンは一緒に、最初のブランケット「リングス」をスウェーデンのブランケットメーカーで生産をスタートさせました。その後、ベングト・リンドベリが加わり、1993年には「ヒツジ」、そして「ムース」のブランケットを発表。スウェーデンのモダンデザインとの融合により、瞬く間に人気が高まり、伝統的なブランケットは再び脚光を浴びるようになったのです。

クリッパンはその後、自社のブランケット生産工場をラトビアに立ち上げ、以来ずっとこの工場でウールやコットンのブランケットが生産されています。

FAMILY HISTORY クリッパンを築いたマグヌッソン家

1代目:Jons Petter Magnusson(ジョン・ペッテル・マグヌッソン)

1857年生まれ。貧しい農家の出身でありながらMalmo(マルモ)のウール紡績所のオーナーに才能を見込まれ紡績を学ぶ。マルモで熟練した紡績職人として数年間働いた後、自らの紡績所をもつという夢のため、倒産したKlippan(クリッパン)の紡績所を買収。紡績所の現代化に成功してビジネスを成長させていく。

2代目:Gustaf Magnusson(グスタフ・マグヌッソン)

1887年生まれ。ジョンの息子。ドイツでテキスタイルについて学んだ後、父親のもとで働き始めた。染色を学んだ彼は、1910年クリッパンの紡績所の隣に染色所を創業。同じ年に社長に就任。精力的な活動家だったが31歳という若さで亡くなる。

3代目:Sven Magnusson(スヴェン・マグヌッソン)

1919年生まれ。グスタフの末の息子。1946年に工場長に就任。36年間最高経営責任者として勤め、クリッパンはこの期間に小さな紡績所からスウェーデン最大のウール紡績所の一つに拡大。

4代目:Gosta Magnusson(ヨスタ・マグヌッソン)

1947年生まれ。1982年に社長に就任。デザイナーのビルギッタ・ベングドソン・ビヨルクと協働し、伝統技術とモダンデザインを融合させたブランケットづくりをスタート。スウェーデンの人気デザイナーとのコラボレーションにより、衰退していたスウェーデンのブランケットを復興させた。市場価格にあった商品をつくるため生産拠点をラトビアに移した。

5代目:Petter Magnusson(ペッテル・マグヌッソン)
副社長:Pernilla Roos(パニラ・ルース)

2003年から父親のヨスタとともに工場の運営に携わり、財務やデザイン関連をサポート。2013年、息子のペッテルが社長、娘のパニラが副社長に就任。国外のデザイナーの起用、キャラクターアイテムの企画や、充実したウェブサイト制作など様々な改革を行っている。

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